シリアのアサド大統領と家族がモスクワに到着 ロシア国営メディア 「人道的観点から亡命を許可」
ロシアが人道的観点云々と語るのは噴飯もの。
ともあれ、シリアのアサド政権は崩壊。
前大統領の次男で、元々後継者ではなかったが、長男が交通事故死した為急遽後継者に祭り上げられたという。
それまではイギリスで眼科として勤務していたとか。
イギリスで暮らし、イギリス国籍の女性を妻としていた事もあり、シリアに戻った時点では欧州スタイルを中東にもたらすのでは、と期待されていた。
実際大統領になったばかりの時点では開放政策を推し進めたらしい。が、折角の開放も既存勢力の汚職や腐敗を招いただけで頓挫。
政治基盤が強くなかった事もあり、独裁体制に傾かざるを得なかったらしい。
いざ政治に関わると、独裁者だった父の血を争えなかった、という事もあろう。
中東では結局民主主義は根付かない。
大統領なんかにならず、イギリスでただの眼科として一生を終えていた方が幸せだったのでは。
ロシアはこれまでシリアを支援していたからアサド大統領と家族の亡命先となったのだろうけど、ロシアにとって大統領でなくなったアサドに用は無い筈。いつまでロシアで亡命していられるか。
アサド政権を崩壊させた反政府勢力はイスラム原理主義派だというから、これもまた期待出来ない。
また新たな混乱の始まり。(^~^;)
2024年12月11日
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