セーラー万年筆は、日本の3大万年筆メーカーの一つ。
現在本社は東京にあるが、広島県呉市で創業。
現在も呉市に工場がある。
セーラーは、「水夫」を意味する。万年筆事業を始めた際、既にパイロット(操舵手)があったので、「それならこちらは水夫だ」と命名したらしい(自分の見解だが)。
ショッピングセンターのリニューアル工事に伴う文具店閉店セールの際、セーラー以外の3大メーカー(パイロットとプラチナ)の万年筆は購入したが、セーラーのは購入しなかった。
他の2本と同様にセーラーのも割引で販売されていたので、買おうと思えば買えたのだが、セーラーには何が何でも欲しいと思った万年筆があったので、あえて買わずにおいた。
その欲しいと思っていた万年筆が、セーラー プロフィット21レフティ。
数少ない左利き専用の万年筆。
万年筆に興味を持ってからその存在を知り、買ってみようと考えていたが、他に色々見付けては購入していたので、本命になかなか手が回らなかった。
が、漸く入手。
本来は受注生産品で、注文してから手に届くまで数カ月掛かるらしいが、偶々在庫があったので、注文から2週間程で届いた。
樹脂製で、大きさの割には軽く感じる。
カートリッジは、真っ直ぐ刺すタイプ。
セーラーの万年筆全般の特徴だからか、左利き用だからか、日本メーカー製万年筆だからかなのかは不明だが、非常に滑らかに書ける万年筆。
他の万年筆には、書いている最中にペン先が引っ掛かるのもあるが、これにはそういう事が無い。
最初からこれを素直に購入していれば、と思ってしまう程。
比較の為に、通常のプロフィット21も買ってしまおうか、と考え始めている。
キャップが尻軸にカチッと嵌るタイプだったら、非の打ち所が無い万年筆になっていただろうに。(^~^;)