地方 がっかり観光地化の懸念
がっかりでなかった観光地が、あまりの人の多さでがっかりになってしまっている例が多い。
観光客を可能な限り多く呼び寄せたい行政と、実際に観光施設を運営する側や、観光客に直に接して対応しなければならない者にギャップがあり過ぎる。
行政は、観光客が多ければ多い程地元が潤うと信じて疑わない。
が、観光施設からすると、キャパシティーを超えた数の観光客は迷惑なだけ。
従業員からすれば、給料が劇的に増える訳でもないのに仕事量だけが増える形となり、接客もぞんざいになる。
観光名所も、観光客の数が増えたから規模を拡大する、という訳にはいかないし。
自分が訪れた姫路城や松本城は観光客が多過ぎて、運営側が設定した順路に沿って移動するだけになってしまっていて、以前を知っていた者からすると味気の無いものになってしまっている。
だからといって、より多くの観光客に対応出来るよう、城や天守をもう一つ建てる、てのは不可能だし、意味不明。
日本はそう広い訳ではないから、収容出来る観光客にも限界がある。
政府はいい加減、数値目標だけを掲げるのは止めたらどうか。(^~^;)
2018年09月12日
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