今週のがっちりマンデーの特集は宇宙ビジネス。
最近は宇宙ビジネスが新分野として注目されている。
国際的な宇宙基本法が施行され、民間企業も宇宙開発に参入できるようになったのがきっかけ。
ロケット打ち上げ事業はフランスやロシアが受注の面で他国を大きくリードしている。

日本の宇宙開発機関はJAXA(Japan Aerospace Exploration Agency、宇宙航空研究開発機構)。文部科学省が管轄する。
年間事業費は2000億円。
文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)・特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合されて発足。
宇宙ステーションとの交信、宇宙飛行士の育成などを行う。
宇宙飛行士の育成費用は1人2億円にもなる。
JAXAの将来的な目標は、日本が単独で宇宙飛行を行えるようにすること。
ロケットの90%は燃料タンク。
したがって、燃料を少しでも多くする為、外壁を薄くしている。
日本のH2Aロケットの場合、外壁は2ミリ程度(ただ、ロシアのロケットはより頑丈。アメリカ人がロシアを訪れた際、ロシアの作業員がロケットの上を歩いて修理する姿を見てぶったまげた、という逸話も)。
宇宙開発の代名詞ともされるアメリカのスペースシャトルは2010年に退役する。

番組では宇宙旅行について取り上げられていたが……。
2000万円を投じてたった数分の宇宙体験をする物好きはそうそういないと思う。(^~^;)
あと、番組では今後宇宙ビジネスがガンガン進む、という風に取り上げていたが……。
国家が膨大な予算を投じてもなかなか成功しないのに、民間企業(損はできない)が成功するとは思えない。

