今週の所さんの目がテンの特集は目がテン牧場。
放送1000回を記念する為のケーキの材料を一から作る企画。
今回は卵を扱った。
一般的な養鶏場はメスしか飼っていないので、産まれる卵は全て無精卵。
したがって、暖めても雛が生まれることはない。
有精卵は専用の養鶏場に行かなければ得られない。
卵を産む為の鶏は採卵鶏といい、産んだ卵を本能的に暖めないよう、品種改良されたもの。
本来の鶏は、一旦卵を産むと雛が生まれるまで次の卵を産まない為、品種改良された。
したがって、採卵鶏に有精卵を見せても全く暖めようとしない。
自然の本能を持ったチャボの場合、卵を見せると暖める。
卵は摂氏37程度の温度で暖める必要がある。単に暖めるだけでなく、転卵して、向きを定期的に変えて満遍なく暖める。転卵しないと固まってしまい、孵化しない。
番組では人間が卵を暖めて生ませる実験を行っていた。
雛のオスとメスの見分け方は、羽の毛の長さ。
長い毛しかないのはオス、長い家の中に短い毛もあるのはメス。
これも品種改良によるもの(羽毛鑑別)。
これ以前は肛門を見て確認していた(肛門鑑別)。
肛門鑑別は難しく、国家資格で、できる者が少なかったが、現在の羽毛鑑別は素人でもできるようになった。
最近は何でも品種改良しているような。(^~^;)
採卵鶏を自然に返すと数が増えずに絶滅する、てことかね。